2006年07月05日

東ハト買収

東ハト買収・・・・。182億円で!

売上高186億円(06年3月期)の会社を
182億円買収???

投資ファンドから売却を打診された、ロッテ、不二家など
大手菓子メーカーの反応は『高い』と一様に冷淡だった。

『特別のノウハウを持っているわけではない』
『営業権償却による赤字が続いていた』(日経)

2003年に負債総額400億円で民事再生法申請に
より倒産

ゴルフ場やリゾート開発での失敗が倒産の原因。

もともと食品部門は黒字だったことが幸いし、経営再建は
順調に推移、プロサッカー選手の中田英寿氏を役員に起用
話題を集める。

山崎製パンの買収のコメントは?

『今後の可能性やシナジー効果を勘案したら妥当だ』と見る。
(日経)

果たしてそうであろうか?

確かに、パンといえばヤマザキというブランドは
絶大です。
マーケットシェアも35%と業界屈指の」
規模を誇りますが・・・・。

少子高齢化による人口減、健康志向や食品安全意識の
高まりからスナック菓子業界で売上拡大を今後目指す
ことは至難ではないか?

もともとヤマザキナビスコという器を持っていながら、
新聞報道によると上手く活かしきれなかった経緯がある
にもかかわらず・・・

一度地獄をみて、這い上がってきた東ハトと業界の
ガリバーとして君臨してきた山崎製パン。社歴や社風、
社員意識が相容れないのでは?と、勝手に想像
しています。

本来の買収とは、『投資』であるべきです。

投資額を何年で回収するのか?
そこから期待される収益率は何%???

余剰資金からの投資であればまだしも、買収資金を
ファイナンスで調達していたなんてことなら、洒落に
なりません(笑)

直近の財務表では、現預金充分に持っているようです。

平成17年12月期の売上高は5650億円(単体)、
経常利益133億円
当期純利益は56億円

182億円÷56億円=3.25年分の儲けを、
買収資金に充てる。

この金額が妥当なのか、皆さんはどう考えますか??

IR情報はこちら
   ↓
http://www.yamazakipan.co.jp/ir/kessan_siryou/index.html

http://www.yamazakipan.co.jp/ir/tanshin/index.html

*実際どうなんでしょうか??
(上場有価証券辺りを資金化か?)

 東ハトは現在未上場会社なので株券の時価相場は
 ありません。

*将来再上場という事になれば、上場利益も
考えられますね。
 (今のところ否定していますが・・・・)

単に、話題性を狙った人気取り
(会社のイメージアップ)で
あってはいけません。

スナック菓子部門への投資であれば既存のヤマザキ
ナビスコを今後どう共存させていくのか?

どういうシナジー効果が具現化できるのかを、
市場に説明していかなければ、本末転倒な結果に
なりかねません。

株式市場の評価をしばらく見ていくのも
(買収に対する市場の評価)とてもよい勉強に
なります。

市場の評価は今のところ現在の株価は、割安と判断
していますね。



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***今日の成功の法則***

投資判断で大事なことは、期待収益率。

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 全て数字で検証することが原則です。













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